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しおや100キロウオーク仕掛け人の尾形医師 100kmウォーク、もう一人の自分に会える旅

· インタビュー
こんにちは!
今回は前回も続きまして、しおや100キロウォークの仕掛け人である栃木県塩谷町の尾形 新一郎 医師にウオーキングを活用した地域活性の仕掛けについて栁澤がいろいろと伺いました。
・前回の記事はコチラ

■町民の人柄がウオーキングイベントのポテンシャルになる

栁澤「塩谷町でウオーキングのイベントを始めてみて、予想外だったことってありますか?」

尾形医師「はい、これは声を大きくして言いたことがあるんです!繰り返しになるんですが『この地はポテンシャルがあるよ』と言われていたのですが、本当に塩谷では地域の人がとっても積極的に活動支援してくれることが本当に素晴らしいです。
夏も春も約200人のボランティアさんにお手伝いを求めるのですが、地域の人がこぞって手を上げてくれるので、スタッフを探すことへの苦労が無いんです。
実際に沿道を参加者が回っていくんですが、町の人が出て手を降ってくれたり、エイドでみんなが支援してくれるのは、他大会にないポテンシャルというものを感じています。」


栁澤「そういう応援があると、歩いている方も気持ちいいですよね。」

2018年の40.8kmウオーキング記念写真> 多くの関係者に支えられている

尾形医師「本当はもっと多くの人を集めたいけど、塩谷に宿泊施設がほとんどないので、大人数を集めてのイベントには適してない場所です。
それに、自然だって特別すごいわけじゃなく、日本各地の自然の良さだと思うのですが、それでも塩谷は人も含めたふれあいを含めた環境が素晴らしいんですよ。これがポテンシャルがなんでしょうね。」


栁澤「そうですね。僕も塩谷でセミナーをしていて、地域のあたたかさを感じます。」

<エイドでのボランティア活動の様子>年々盛り上がっていてウォーキング参加者からもとても好評

尾形医師「特にこういう町のイベントは、ウォーキングのだからこそ良いんだよね。ランニングや自転車とは違うスピード感だから、ボランティアさんや街の人とのふれあい。競技しながら、一緒に歩きながら、他の競技にない素晴らしさがウォーキングならではだと思っているんです。」


栁澤「ウォーキングは特に何かを準備する必要もないですしね。」


尾形医師「そうなんだよね。《歩く》だから、別に準備をする必要もなく参加ができる、ゆるいウォーキングのスピード感だからこそ、ふれあいがあるってのが、本当の良さだよね。」

<ウォーキングの科学視点を広める栁澤の塩谷町での指導風景>

■100km歩くと、もう1人の自分に出会える。

栁澤「大会への集客って、どうですか?」
 

尾形医師「そもそも100kmも40.8kmもそうなんですが、参加すると結構苦しいんですよ。でも、すごいドラマがあります。僕も100kmは4回出ていますが、そのうち2回はリタイアしています。そのリタイアするときの葛藤があるんですよ。僕の今までの人生の中で、もう1人の自分が出てきた経験は本当に初めてでした。100kmウォークでしか出会えませんよね。大会直後は「2度と歩くか!」ってその時は思ったんですが、1ヶ月もするとまた歩くんです。100kmって、そういう魅力があるんじゃないかと思います。」

<もう1人の自分と出会えるのが100キロウォークの魅力と語る尾形医師>

栁澤「たしかに100kmだと、特にそうでしょうね。」


尾形医師「だから、僕がみなさんにオススメするのは『最初から歩き切る必要はないよ。歩いて、もう1人の自分に出会う体験をしてみませんか?』とお話をしています。
しおや100キロウォークは年齢制限がないので、今年も14歳の参加者もいますよ。参加しただけでも、やりきった感はありますし、本当にチャレンジすることは素晴らしいと思います。」

<昨年の塩谷100kmの様子>桜が美しい新緑の季節

栁澤「別に初回から完歩を目指さなくて良いんですよね。まずは『自分なりの目標を持ってどこまで行けるか』を楽しむ方法がありますよね。
そして、どんな方のゴールシーンを見ているととても感動します。速いも遅くも関係なく。
本当にゴールシーンは魅力的ですよね。僕は100kmのゴールを見ていると『(イベントを)やって良かったな』と思いますね。」


尾形医師「そうですね。特に24時間の時間制限前、23時間台のギリギリで歩ききる方たちの感動は、正にすごいですよ。個々にドラマがあります。」

24時間を通したゴールは夜になるが、ドラマが生まれる>

■2019年の魅力、ウォーキング療法士によるボランティア支援も

栁澤「本大会では僕が新たに始めたウォーキング療法士という、医療従事者の支援者がボランティア参加させていただきますよね。」

尾形医師「そうそう、特に苦しくなる80km手前に道の駅「湧水の郷しおや」にボランティアブースを出してもらうことになりました。それこそ夜間から深夜の支援になりますけどね。それ以外にも整体師のボランティアも遠方から来てくださったりします。そういうプロの方の支援をもらえているのも、しおや100キロウォークの魅力につながると思っています。」

<道の駅「湧水の郷しおや」>

栁澤「そうですよね、参加者にとっても良いことだと思っているんです。ウォーキング療法士は、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)など、現役で医療業界で働く方々が僕のウォーキング技術を習得され、多くの方々の歩く支援をはじめてているんです。
今回は、はじめての100キロウォークの支援なので、僕たちも応援するのを楽しみにしています。よろしくお願いいたします。」

いかがでしたでしょうか。尾形医師は、ウォーキングイベントを通して、ゆっくり歩きながら町の魅力を見てもらい、ボランティア支援や沿道の応援を通して、地域や町の人々と町外の方々との交流を広げていました。

また、100キロウォークにむけて、定期ウォーキング練習会を開催することも、目標に向けた継続性を高める素晴らしい体制を整えていますよね。地元の参加者にとっては、定期的な運動や集会にもなりつつ、そこへオリンピアンやウォーキング療法士といったプロが技術を指導するのも、参加者にとってもとても良い機会になっているのではないでしょうか。
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